| イ: |
病院に移ってからはどんなふうに働いておられましたか? |
| 摩: |
自分の必要性をいかに高めていくか。
その部分での発信はすごくしたと思います。
トレーナーとはどういう仕事か。どういう仕事ができるのか。
医療の世界に文部省管轄の体育の分野の人間が
入ってきて何ができるのか。自問自答の毎日でしたね。 |
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| 摩: |
地域での予防・健康増進活動に力を入れている病院
だったので、教育セミナーを2時間半ほどもたせて
いただきました。 |
| イ: |
え?2時間半もですか?摩季先生、当時23歳ですよね。どんなお話をされたんですか? |
| 摩: |
当時は高血圧とか、今でいう生活習慣病の予防や管理が課題になっていたんです。
だから家族で健康フィットネスをしていきましょう。
例えば、運動は糖尿病に対してこれだけの効果があるとか、食事と運動の関わりなど、
具体例をたくさんお話しさせていただきました。 |
そのセミナーを聞かれていた呼吸器内科の
上田耕蔵先生は、ぜんそくの患者さんに運動を
取り入れることで肺機能を高めていくことを考えていらして。
私の講義を聞かれて、
『これからの医療は運動と栄養と休養の三原則だよ』と
言ってくださって。今の医療体制に運動を取り入れられない
だろうかと考えてくださったんです。
それからは患者サービスとして当初から運動のアドバイスを
していったり、 整形疾患の場合は、故障していないところの
機能をどうやって高めていくか。
機能改善するには、どうトレーニングしたらよいかを
常に考え、取り組んでいました。
患者会活動や健康体操のパンフの作成など、
積極的に運動の必要性を教育啓蒙する活動もしましたね。 |
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