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| 【第十一章】 ゴルフトレーナーとスイングコーチへのきっかけ |
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摩=摩季先生 イ=インタビュアー |
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| イ: |
ゴルフトレーナーになるきっかけはなんだったんですか? |
| 摩: |
私の教え子のひとりが、フィットネスのインストラクターとして
神戸のスポーツクラブで指導していて、そこに当時、まだ
ゴルフの研修生だった谷昭範選手がトレーニングに通って
いたんです。
彼はプロテストを前に、股関節の調子が悪くて、
思うようにスイングができない。自分では対応しきれない
ので、私に診てもらえないかと。
谷は、私がゴルフの経験のない、しかも女性だということは
聞いていなかったみたいで、最初は驚いていましたね。
とにかく、どんなスイングをしているのか見せてもらったら、そのスイングフォームに原因がある。
そのことを指摘しましたら、なんで、ゴルフもしたことがない
私に分かるのかと思ったのでしょう。 |
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彼はゴルフ雑誌をもってきて、スイングの分解写真を見せるんです。
このプレイヤーはどうですか、どうですかって。
当時、やはり私はゴルフのことを まったく知らず、有名な選手さえ知りませんでした。
そんな私が、そのゴルファーがスイングする分解写真を見て、
この人は飛ぶけど曲がる率が高いねとか、全部当てたんです。
彼はとても情熱的で人生すべてがゴルフ。
雑誌を読んで研究に研究を重ねて、頭で考えて練習するタイプ。
でも、私が見せてもらった彼のスイングは、ボディの回転と腕の振りのスイングプレーンが
シンクロしない、いわゆる手打ちの感性で打つスイング。 |
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彼が描いていたスイングのイメージからほど遠いものが
ありました。彼も世界で通用するプレイヤーになるには、
スイング改造が必要だと思っていて、今までいろいろな方に
診てもらったけど、質問をしても誰にも納得いく説明を
してもらえなかったようなんですね。
私は、スイングの動作解析をして、何でそうなるのかという
原因とどうすれば直せるかという方法を理論的にちゃんと
説明し、その理論にもとづいて動きの指導をするといった
方法をとります。
そのときは、股関節の負担をとるために体のバランスを
調整して、とりあえずスイングができる状態にもどしたんです。
でも、スイングを改造しないとまた再発するって谷に
指摘しました。 |
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