素晴らしい基本のストレートボールの完成
午後2時。谷とのスイング練習で大阪市内のゴルフ練習場へ向かう。
1週間ぶりである。
チャレンジを5位タイで終えた谷は、九州の福岡での小さな大会に参加して5位フィニッシュ。そして金曜日に帰阪してきたのである。
金曜日は甲子園のベストアップにて専属の青木トレーナーより疲労を取る施術を受け、バランストレーニングメニューを私が組み立て、青木トレーナーに指導してもらう。
そして、今日は久しぶりに逢う。
朝、「先生、聞きました?青木トレーナーから?」の質問から始まった電話は今日の練習前の会話である。
体の不調はないが圧痛感があり、それが不安であるということ。その部位を最初に診ると、胸椎部筋肉の強い強張りがあった。これは去年の事故の後遺症と考えられる筋の瘢痕化の疑いがある。異常な硬さだ。
筋状態を説明し、MAKI式PNFとマッスルセラピーで筋血流を良くする対処をし、筋柔軟化を図り、スイング練習に入る。
まずはアイアンだ。
スイングはかなり安定している。特に課題であった2軸の体重移動と回転とのシンクロ、そして両腕でクラブをコントロールする両手の様々なグリップアークである。
2軸の上で上体を回転させる体重比が理解でき、テイクバックポジションからダウンスイング、そしてフォローへとスムーズに運べ、スイングプレーンが安定している。
だが、ダウンスイングでの腰の位置、そして骨盤回転のタイミングがクラブ軌道の切り替えしに対して少し遅れているため、インアウト軌道が強くなり、ダウンからインパクトまで素早く振り下ろし、ストレートフェースでインパクトを迎え、そのままフェイスローテーションなくパワーを飛球線方向へぶつけるイメージが弱いことを指摘する。
谷はすぐにそのことを理解し、調整する。
「うん、スムーズになった。OK」
次にウッドを持つ。ウッドは少し長くなるので、どうしても1軸回転でのスイングプレーンを作りたくなるのが普通。しかし、シャフトがとても長く、インパクトゾーンでスクエアにフェイスを保つためにも2軸の作り方は重要。その動きを実現できるポイントを指導。
ダウンスイングの切り替えしは、膝の使い方と肩のクローズを同タイミングで行うことを指導。すぐにその動きもスムーズになった。
素晴らしい動きから生まれるスイング。そしてインパクト。
練習場ではボールの位置がレベルなので、よりスクエアな感覚が取りやすく、機械的スイングの実践が可能となる。しっかりとスクエアで捕らえるインパクト、そこから押し込むフェイス、そして飛びの方向性の安定。素晴らしい基本のストレートボールの完成だ。
「先生、こんな風にメカニクスがぴったりハマれば狙ったところへボールを落とすことが簡単なんです。今、凄くいいです。自分のイメージにあったポジションにハマるまで少し時間が必要ですけど」と苦笑。
「うん、いいね。凄いよ、これで戦えるね」
「ハイ。明日の予選会、頑張ります」
「OK」
投稿者 kanrisya|2008年08月01日 14:10 |トラックバック (0)| 日記投稿数 168|
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