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徐君の4戦目・・・6月15日 対阪神ベースボールクラブ

2日前に登板した折も7イニングで交代したものの、完投も可能なレベルのパワーをもっている。だが、2日後にある次の試合のことを考え降板させていた。
この日先発石田は2日前のリベンジを胸にマウンドへ。1回関メディ先制打で1点先取。調子はいい感じ。石田がマウンド。前半身体全体を使って腕が振れていたが、4ヒット打たれた。かなりの緊張感だ。「やばい」と思った。
緊張は体をこわばらす。そうなると身体が動きにくく、リズムが崩れ、手投げになりかねない。
そう感じた通り、2回目のマウンドでの石田は制球も悪く、球速も伸びず、最悪状態に陥った。

前日のミーティングにて、石田は肘の状態から2イニングが限界、打たれ始めたらすぐ降板と言っていたが、変わるタイミングが遅れ、石田がますます窮地に立たされていった。焦る。「早く交代を」と願う私である。
次に出た長谷川。この相手チームとは5月に登板し、投げ、きっちり抑えただけに自信をもってマウンドへ上がるが、ストライクが取れず押し出しの失点。立て直そうとマウンドの長谷川は必死だが、ボール先行のピッチングから流れは悪い方へ流れていった。相手チームも長谷川のピッチングスタイルについて研究してきているのと、両脚下腿部の骨膜炎らしき炎症を引きずっての登板だけに、投球時の軸脚と蹴り脚が上手く使えず、持ち前のコントロールと速球が出ない苦しさの中、3番手のピッチャー徐につないだ。

3番手に入る徐君。予想以上に速い登板に肩作りとフォームバランス作りが間に合わず、準備不足のままマウンドへ。焦りの色が隠しきれない。通訳の申さんも「まだ準備ができていないと言ってました」
今日は3番手と聞き、徐君も6~7回で登板と考えてしまっていたらしい。チーム事情により3イニング早く、4回からの登板となっただけに、ニューフォームでのピッチングバランスの確認と肩作り、そして心の準備全てが不安のままのマウンドであった。その不安は的中。前半から新日鐵広畑戦で見せたピッチングバランスが出ず、ボールに威力が無く、コントロールも乱れた。
その回から4失点と7回まで2失点、合計6点取られるが、回を重ねる度にベンチでイメージを整え、今望んでいるフォームを確認する。身体が上手く反応すればさすがのピッチングに戻っていた。お疲れ様。
チームに求められるピッチャーとは、いつでもどの場面でも活躍できるアベレージの高い選手ある。この試合で中継ぎを経験したことは、今まで先発オンリーで来ていた彼のピッチャー人生にとって、コンディションのタイミングの難しさを知り、得るものが大きかったことだろう。
次の日から徐君は次の大会、そしてプロを目指しコアバランストレーニングとアジリティ、アンジュレーショントレーニング、BBフットワークと基礎体力UPに取り組んでいる。日日々成長している徐君。実践するトレーニングは体のバランスを3Dで整えていくメニュー。韓国ではコアバランスには取り組んでおらず、アウターマッスルオンリーのトレーニングであったらしい。たがら、バランストレーニングは彼のピッチングにとって大きなエネルギーとなり得るだろう。日本でトライするプロへの道で、彼の努力が実ることを期待する。

投稿者 kanrisya|2007年06月15日 21:36 |トラックバック (0)| 日記投稿数 721|

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