最近の野球選手科2
今日から本格的な野球インバランストレーニングとアジリティトレーニング、BBフットワークトレーニングに入る。
公式戦で勝てなかった選手達へ基礎体力の必要性を感じる。4月に入学して間もない新入生たちが、この2か月間試合をこなしながらのトレーニングとあって、小さな故障を繰り返す選手が多く、本格的なトレーニングと技術アップ練習に取り組むことが出来なかった。
そのスケジュールも都市対抗が終わったことで1年生の本格練習と体力づくりに入っていく。
もっと上を目指したい、その気持ちはみんなの気持ち。その為に何が足らないのか、何を努力すべきなのかを選手自身が知ることが大切。
試合における守備体系のよみ、判断力の能力は、選手がどう守り、打ち、投げるかなどの技術向上への要素であると考えている私は、肉体の基礎力が野球というスポーツの技術を向上させ、予測を超えたパフォーマンスが生まれていると信じている。粘りのある動き、攻め・守りの瞬時の判断力。その能力にとって強靭な体力は命であろう。
その基礎力をアップさせるために多様な角度から構成したメニューが、野手とピッチャーとに別れて取り組むBBトレーニング。野手陣は予測できぬボールにでも反応し、連係してナイスキャッチができるようになるための捕球練習。そこから投球動作。見方ピッチャーの投球内容によって、ボールの特性をすかさず読み、どの方向へ飛び出してくるのか相手バッターの反応を、内野手と外野手が予測する。
そしてその読み通り動いてキャッチし、投げる。その為には足腰の柔らかさと耐久性、その上で作る速球動作の体勢づくりなど、動きの上手さ作りとボールに対する反応力アップトレーニングを実践している。
一様にヒィーヒィー、フーフーと声が上がる。
「どうや、ついて来られるか?」
「ハイ、大丈夫です」「きついですけど、やりがいがあります」と、呼吸を乱しながらも必死でついてくる1年生の水野と猪澤。
猪澤は沖縄からやって来たピッチャー。ピッチングセンスがあり、自分のピッチングリズムを持っている。これからだ。体をしっかり作って、パワーアップとコントロールを極めなければならない。3年間努力することで大きく成長が期待できる選手である。
●細井君
みんなの目は指導者に挑戦するかの様に食い込んでくる。中でもとても体力がついた細井。すごいパワーアップだ。どんどん身体の反応が上がっている。動きもシャープになってきている。頼もしい!!
初めて取り組む練習だけに、最初は戸惑いもあったが、選手全員がかなりリズミカルに動いてる。感激である。
ギックリ腰の田も必死でついてくる。今では故障者とは思えぬ素晴らしい反応である。
肩を痛めていて6月の試合では登板がなかった猪澤。肘痛の石田。肩痛の青木。腰痛の田。肉離れの古川も今は快調に復活。都市対抗の阪神ベースボールクラブ戦で3塁打を2本と絶好調。7月からチームのキャプテンを務める。責任感が出てきて、彼の目がかなり生き生きしていることからも闘志がうかがえる。
●大島君
内野手の大島は3月中ごろに肉離れを負い、しばらく試合参戦は無理であったが、クラブ選手権には調整が間に合い、ハツラツとプレーしていた。九州大会では本調子とはいえない状態での参加であったが、メキメキ力をつけ、守備力の更なる向上のためとバッティングのアベレージを上げるため、最近は貪欲に練習トレーニングに励んでいる選手である。
去年の今頃はやはり肩痛に悩み、思い通りに投球できなかった頃に比べると守備力の軽快さも高まり、肩も強くなり頼もしい成長をしている選手の一人。
常に上を目指し、グラウンド、インドアの練習後には寮にあるインドア施設で自主練習を続けるファイトある選手。去年10月から今年の都市対抗までキャプテンを務めてくれるなどチームのまとめ役としても努力した選手である。
人一倍の努力は惜しまない正確故に、確実に成長している。
●李君
韓国からの留学生、ショートのイルフン君20歳。バネのある筋肉と自信のある足の速さは100メートル11秒。足腰が強く、肩も強い。動きはまだまだ伸びる選手。野球を学び、上手くなりたい気持ちで、韓国から1人でやってきた。性格は明るく、学科の人気者。ショートの動きもダイナミックにこなす。更なる努力で上を目指して欲しい。
まずはこの野球インバランストレーニングをクリアし、アンジュレーション、BBトレーニングをクリアすること。
泣き言や弱音は野球を諦めたときに言う言葉。この学院で学ぶことは沢山ある。
野手でバッティングセンス大と期待する水野は外野から内野の守備に転向。2年の石井はショートからサードへコンバート。そのセンスを更に極める。バッティング能力もあり、今自分の可能性を大きくジャンプアップさせている。
今期の副キャプテンとしてチームを引っぱって欲しい。そして自分のパワーを野球にぶつけて欲しい。
「どう調子は?」と石井に声をかけると、「いいです」と自信ある声が帰ってくる。
人にとても優しい性格・信念を持って何事も取り組む姿勢はメンバーからの信頼が厚い。
投稿者 kanrisya|2007年06月18日 21:34 |トラックバック (0)| 日記投稿数 406|
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