徐君の2戦目・・・5月27日クラブ選手権で登板
毎日フォームバランスの課題を持ち、練習に励んでいる徐君。新しいフォーム。テイクバック、コッキング、アクセレレーションでの腰や脚の使い方全てを改造しているのだからインドアとグラウンド、ブルペンでほぼ毎日私も指導に入る。
その徐君が久しぶりに試合で投げる。通訳のシンさんに試合前・中・後の私の考えを徐君に伝えてもらい、彼の考えを聞く。わたしも徐君の気持ちを掴むためだ。落ち着きのない徐君、顔色が悪い。「あれ、すごく緊張している様子」
「・・・・・」
私が「ケンチャナ」
「ハイ。大丈夫です」と日本語で答えるが、かなり硬くなっている徐君。
試合が始まる。1イニングから打たれる。本来の徐君とは思えないピッチング内容に、他の皆も不安の色が隠せない。2イニング、3イニング。ますます悪い状況。
立ち直りが見られない。毎回打たれる。その様子をみて監督舩木も、6回に1年生の長谷川にチェンジする。長谷川が無難にストレート、変化球と打ち取り終了。
徐君にとって散々な試合となった。通訳の申さんも大慌て。徐君は試合後も自分のピッチングの出来に悔しくて精神的にショックが残っていると懸命に、「次に進もう。これも経験だよ。フォーム改造して1ヶ月。まだまだ不安定の中で投げたのだから打たれたのは仕方ない」と伝え続ける。
だが、徐君の気持ちはおさまらず、自身の情けなさに打ちひしがれていたのである。じっとゲームを思いうかべ、脳裏に焼きついている打たれたボールをもう一度思い返し、悔しく情けないと悔しい感情が隠せないようだ。それだけ彼は真剣だということ。私が見込んだ通り一試合、一試合、彼にとって全てが100%の力を出し切りたかったのである。当然だ。だが、本格的フォーム改造して1ヶ月の未熟さはピッチングリズムをくるわせ、コントロールも乱れ、球速も弱り、徐君のピッチャー人生の最悪状態となってしまったのだ。
チームも徐君への期待が大きかった故に、その崩れ方の激しさに集中力も高まらない様子。だが、自分達の野球はやらなければ勝てない。互いに声を出し合い、後半、ヒットも出て点を取り、試合は負けたが次へは繋げた。池嶋が最後の気力を見せ、ファーストベースへ全身でヘッドスライディング。頚椎と顎を痛めた様子。アイシングとテーピングで整復。救急対応し、気分の悪さが少し落ち着いた様子。悔しい阪神ベースボールクラブ戦であった。
投稿者 kanrisya|2007年05月27日 21:04 |トラックバック (0)| 日記投稿数 721|
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