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ティーチングプロを目指す大地志奈子さん

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朝から野球選手科の学生のコンディショニングに入る。
メディカルチェックを行い、身体のバランスや疲労が
溜まっている部位の調整である。
一人ずつ機能に応じたトレーニングプログラムの作成。
そしてトレーニング法の指導。他のトレーナー・コーチとで
調整を終了。選手の体力も強化練習に入っているため
かなりの疲労状態に至っている選手が多かったが、
今日、リフレッシュしたことで、
更に来週も意欲を燃やせそうだ。
コンディション後のピッチャー陣5名への
投球腕トレーニングの指導。実践が多くなると
バランスが崩れ、腕の振りが鈍くなったり、
肩・肘に痛みを訴える選手も出てくるので、
早めのフォーム矯正は非常に大切なのだ。

その後、今日は広島からゴルフのティーチングプロを目指す
大路志奈子(おおじ・しなこ)さんがやって来た。
彼女は大学の学生チャンピオンに輝いた選手。20代の時は
ツアープレーヤーを目指していた。

大地さんと知り合ったのは9年前。彼女がゴルフ研修生をしていて腰を痛め、
谷の紹介で調整とスイング指導をした。
その後、彼女は滋賀県のゴルフ場の方へ行ってプロを目指したが腰痛が再発し、
ゴルフから離れていた。今年になって、ゴルフの指導者として復活したいと願い、
私の元へスイングを学びに来たのである。

今まで長い間ゴルフから離れていて、急に本格的な練習を始めたことで、
股関節や腰・肘に負担がかかり、スイングどころか歩くことも大変な状態。
いつもながらスイング指導に入る前にしっかり故障部位の原因分析と調整に入る。
ゴルファーによく見られる体幹の歪みが腰や股関節に負担をかけ、
肘までその影響が表れたと考える。マッスルセラピーと徒手整体法により調整。
股関節の不安定感もとれ、しっかり歩くことができた。

「先生、この3ヶ月間、苦しんだのが嘘のようです」
「さぁ、次は機能アップトレーニングよ」
「わかりました」と笑顔。「広島からやってきて良かったです」

トレーニングを進めるうちに筋肉はどんどん使えるようになり、足に力が現れてきた。
本人も「足に体重が乗って、スイングがしやすくなった」と大喜び。

「さぁ、次はスイングチェックを始めるわよ」
「久しぶりに先生に見てもらうから緊張するなぁ」

と言いながら球を打つ。本格的にスイングを見るのは7年ぶりだ。
やはり腰や股関節を痛めるのも無理はないスイング状態である。
そこで新しくスイングを改造することを説明し、スイングの改造の第1ステージとして
スイングの土台である脚(2軸)の作り方を指導し、その上で骨盤と上体を回す
シャドースイングでイメージを作らせた。

少しずつ意識を変えるために繰り返し実践する必要があることを理解させ
インパクトゾーンでのフェイスコントロールの練習をさせた。
約2時間のインドアと、股関節と肘関節の調整後、屋外の練習場でスイングチェックをした。
谷昭範も次週の試合のジョイントでスイングチェックを必要とするため、
同時に二人を見ることとなる。互いの修正箇所は違う。
そのため個々の動きを分析し、それぞれのリスクに対してアドバイスを進め、
練習時間1時間半で終了。

谷昭範はテイクバックからダウンにかけての右肘のローテーションの方法。
大路さんにはインドアで確かめたスイングプレーンを、実際にクラブを振って
どの様な打感なのかを確認させた。
本人は飛球後方からフェイスがインパクトに向かい、フォローまで走る新感覚は、
上からインパクトを迎えていた以前のスイングと大きな違いがあるため、
かなり時間が必要だと本人も理解した。
彼女は明日も体の調整とスイング指導をしてから広島へ帰る予定だ。

投稿者 kanrisya|2006年07月08日 21:25 |トラックバック (0)| 日記投稿数 721|

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