見学説明会に来られた泊(とまり)しのぶさん

朝、10時半に大阪本校に入る。
21歳の女性のコンディショニングをするためだ。
彼女は大学3回生で、今までバトミントンをしてきたという。
昨夜の見学説明会の時に、イスに座っているのが
しんどそうだったので、聞いてみると医者から
腰椎ヘルニアと分離症があると診断。
左膝も痛めて前十字靭帯再建手術をしたという。
リハビリがあまりうまくいかなかった様子で、
左膝をかばって右膝にも負担がかかり、歩くバランスも
かなり崩れていた。今日の午後の飛行機で帰るというので、
午前中、診てあげることに。
バランスチェックをしてから調整し、トレーニングメニューを
組んであげる。急性期を過ぎても運動しないでいると
体力や筋肉が弱り、神経反応も鈍くなる。
やがて、筋肉が硬くなり、関節も動きにくくなってくる。
このような状態で無理に運動しようとしても、
よけいに痛めてしまうことがあるので、
まず、筋肉の疲労度やバランスをチェックしてから、
硬くなった筋肉を整え、バランスをもどしてから、
段階的に部分トレーニングから始め、
全体トレーニングをしていくことが大切である。
彼女の場合は、かなり腰部と膝のリスクがあって、
背筋や腰の周囲の筋肉が硬くなり、腹筋もかなり弱っていた。
意識があっても自力で起き上がれない状態だったので、
背筋と腰の周囲の筋肉を整えてから、骨盤と股関節、膝の調整に入る。
PNFで神経の促通をはかり、故障後に鈍くなっていた神経の
固有感覚を高めていく。施術20分余りで、彼女の体バランスや
筋肉と関節の運動感覚が蘇ってきて、歩くリズムもよくなり、
起き上がれなかった腹筋も自動でできるようになった。
彼女は「摩季先生の施術を受ける前は、腰が固まって
後ろにも反らなかったし、イスに座っているのもつらかったけど、
調整してもらった後は、体がすごく変わってビックリしました。
体が軽くなったし、動きやすくなって腰もすごく楽になりました。
教えていただいたトレーニングは帰ってから続けます。
摩季先生が言われた『トレーナーは人を元気にする仕事』という意味が
本当によく分かりました。ありがとうございました。私も頑張ります」
と言って、明るい笑顔で帰って行った。
どこへ行ってもよくならなかった彼女が、希望をもてたことが私も嬉しかった。
学院の見学説明会に来られる方のなかには、
スポーツ障害の体験からトレーナーを目指したいという人は少なくない。
そのような人には、時間があればできるだけ私の施術法を体験してもらっている。
彼女も健康になって、来年の春、大学を卒業してから、
故障した選手のリハビリトレーニングが指導できる
スポーツトレーナーを目指して、頑張ってほしいと思った。
投稿者 kanrisya|2006年02月02日 13:49 |トラックバック (0)| 日記投稿数 721|
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